キューブの140字で収まらない何か

ツイートはいつか忘れ去られてしまうけれど、記事はそう簡単には消えないからね。

卒業旅行 トルコ2週間の旅 4日目前半イスタンブール編

さあイスタンブールは3日目、今日も観光やっていきましょう!

但しこの日はあいにくの雨のち雪。しかも寒冷前線が通ったからか昨日と比べて格段に寒かったです。そのせいでスマホを取り出しにくくて写真も少な目。

 

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この日一番最初に訪れたのは昨日行けなかったトプカプ宮殿

入場料の関係でハレムは追加料金が必要らしく、別にそこまでは見なくてもいいかなと思い宮殿単体で観光してきました。ただ今思えばこれは失敗だったかも。

オスマン帝国時代の文物や食器などはもちろん単体券でも見て回ることが出来るのですが、いかんせんそれだけでは地味な印象はぬぐえません。何度も来れる場所ではありませんし、せっかくなので贅を尽くした後宮(ハレム)も観ておくべきでしたね。

ちなみに大半がNo Photoで警備員が厳重に監視していたので文物の写真はほとんどありません。ブロガー泣かせじゃん。

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さてトプカプ宮殿を離脱したのですが、雨風が強まってて本当に寒い。寒すぎて手が凍りそうでした。そういう時トルコでは、気軽に道端の喫茶店に入ってチャイを飲みます。

暖かい紅茶に角砂糖を一つ加えて、ゆっくりと全身を休めるように飲みます。

私はこうやって優雅に時間を無駄にしてる時が一番「旅行してる~~~」ってなるので好きですね。ちなみに日本と違ってだいたい3-5リラ(60-100円)で飲めるので非常に経済的でもあります。ただこの店は立地がリッチなので7リラでした。オイ。

 

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その後はスルタンアフメット地区4大観光地の最後、バシリカ・シスタンへ。

これは地下宮殿になっていて、かつては東ローマ時代に大貯水槽として使われていたそうです。写真を撮るにはめちゃくちゃ暗くて不向きなんですが、筆者のスマホは2018年発売の全スマホの中でも首位の高性能カメラが付いているのでそれなりに見栄えする出来になってますね。さあみんなもHuaweiを買おう(宣伝)

奥に進むと涙柱(なぜか常時濡れている柱。造営工事の際の作業員の涙がしたたり続けているという伝承あり)や、メドゥーサの顔を土台にした柱などがあり、なかなか興味深かったです。

ライトアップの美しさは現地に行かないと上手く伝わらないので、ここばかりは実際に訪れて欲しいなあ。

 

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この後はまたもエミノニュへ行き、有名なボスポラス海峡ツアーに乗ろうと思いました。ところが雨と風のせいで海がシケてて残念ながらクルーズは中止。

うーん昨日イスタンブルの滞在を今日まで伸ばしたのは7割ぐらいこのツアーに参加してサバサンドを食べるのが夢だったからなんですけれど...本当に残念です。

 

とはいえ船を諦めきれなかったので、ちょうどやっていたアジアサイド(ウスキュダル)への定時運行船に乗り込むことに。こちらは住人の足だし、簡単には止まらないようですね。ただ船酔いをナメてた俺は無事死亡しました。負け。

船の中でギター弾いて民族音楽やってた兄さんの歌声だけが唯一の救いでした。今思えばチップ入れ損ねた気がする。心を助けてもらってたのに申し訳ないなあ。

 

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アジアサイドに降り立つと、目の前にはひときわ大きなモスクが立っていました。船に乗りたいという気持ちだけで目的もなく来ちゃいましたし、せっかくなのでモスク観光ぐらいはしていきましょう。

このミフリマー・スルタン・モスクはオスマン帝国における大建築家ミマール・シナンが、スレイマン一世の皇女ミフリマーのために作ったモスクです。

可憐な彼女のことを模したのか、内装は色彩豊かでカラフルであり、正面左右に配された大きなステンドガラスがミフリマーを象徴するかのように見事に光り輝いていました。この旅行全体を通して俺のモスクランキング堂々の3位。

この日は土曜日ということもあり、子供たちを相手に説法が行われていたようです。残念ながらトルコ語はさっぱりわかりませんが、暖かい空間(物理と精神)でゆったり彼らの日常を垣間見る時間は、なんだかとても居心地が良かったのを覚えています。

 

まだ昼ごはんすら食べてませんが、記事が伸びすぎると読みにくいので分けましょうか。