キューブの140字で収まらない何か

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夏季旅行 カザフ・ジョージア1週間の旅 2日目前半アスタナ編

続きです。

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今日はイシム川東岸を観光していくことにします。

アスタナは大きくバイテレクを中心とした西側と、川を挟んで向かいの東岸に分類することができます。正確には南側にも2017年の万博跡地があるほか、北側にも観光スポットはあるのですが、まあ東西で分けるのが無難でしょう。

写真は朝日でキラキラしている川と、その向こうに存在感を覗かせるピラミッドです。なんだか楽しい一日になりそうな感じ。

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なんかすげえ後光差してるピラミッド。

正式名称は平和と調和の宮殿(The Palace of Peace and Reconcilation)と言います。カザフスタンの文化棟であり、コンサート劇場であり、最先端施設であり、絶景であって超語りたいんですが、正式に訪問したのは3日目なので今日は裏門からの写真だけでご勘弁。

この日は何かイベントがあったのか、正門の入口で止められてしまいました。カンファレンスなどの政治で使用される日は観光客立ち入り禁止になってしまうため、運が悪いと全く入れない人もいるそうです。むずかしいですね。

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という訳で次に訪れたのかピラミッドの道路の向かいにあるカザフスタン最大のモスク、ハズレット・スルタン・モスクです。

これ写真で大きさ伝わってるのか心配ですが、マジで信じられないぐらいデカいです。少なくともトルコで15~20箇所はモスク見てきた筆者目線でもダントツでデカい。しかも割と新しいのでめちゃくちゃ綺麗です。白亜の宮殿。

ちなみに正門はこのどちらでもなく、噴水がある北側なのですが、欠片もそれが写っていないことから大きさを想像してもらえるかもしれませんね。

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 内装は白とエメラルドグリーンを基調に、金細工を活かしたアラベスク文様となっており、こちらも非常に洗練された優雅な佇まい。これで最大5000人収容可能というのですから驚きですね。写真はないですが地下階には食堂や簡易土産、洗い場などがあり、機能面にも手抜かりないのは驚くべきことです。

ところでその地下階でカザフ人の18~20歳?ぐらいの少年にしきりに話しかけられるイベントが発生しました。英語が本当に1mmも通じないし、カザフ語は翻訳できないけど稀に意思疎通が出来ると(”TOKYO”が通じた)2人でめっちゃ喜んだりしました。

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モスクの後はすぐ近くのモニュメントで記念撮影です。

このカザフ・イェリ・モニュメントは旧ソビエト連邦の崩壊によりカザフスタンが建国されたことを踏まえ、アスタナ遷都後に独立記念として建てられたそうです。高さは91mで、これは1991年の独立にちなんでいるんだとか。

塔の足元には銅像が立ち並んでいます。説明文とかはなかったので分かりませんが、多民族国家だし人類の共生とかがテーマなんじゃないでしょうか(適当)ちなみにこの銅像の後ろは凱旋門風になっててちょっとかっこよかったです。

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ところでこのモニュメント周辺は巨大な広場になっています。

塔などの他にもカザフ国立芸術大学のキャンパス(写真奥の青い建物)や通称”独立宮殿”と呼ばれるカンファレンスサイトがあります。本当は中を見学したかったけど、この日は両方閉まっていたので残念。月曜日は定休日らしい。

この写真は各国の言語で平和を表現したモチーフ。私こういうの好きです。とはいえ今考えれば写真に残しておくべきだったのは2つの建物の方。反省です。

 

意外と中身があるので2日目も分割することにします。

続きをお楽しみに。