卒業旅行 トルコ2週間の旅 11日目後半イスタンブール編
続きです。
何はともあれまずは昼飯です。トルコだとパンはサービスなので、一品選べば後は気軽に満腹になれるのとてもいいですね。あとこの料理結構美味かったです。
さて筆者は出発前に3枚のクレジットカード類を準備していました。一つは今死んだ主力のマスターカード。2つ目はネット銀行のVISAデビット機能付きキャッシュカード。3つ目は銀行紐づけのないJCBのクレカ。
じゃあ大丈夫じゃないかと思いそうですが、そうは問屋が卸さない。
実はこのVISAデビットには2つの暗証番号が存在するのです。キャッシュカード側のパスと、デビット側のパス。ところが国内ではキャッシュカード側しか使ったことがなく、デビット側の暗証番号(4桁)は存在すら完全に失念していました。
実際最初に韓国でATMでお金を引き出そうとした時も、謎のエラーが出て2連続失敗済み。海外キャッシングの暗証番号を忘れていた筆者のポカミスです。
じゃあJCBの方はというと、こちらも稀にしか使わないため暗証番号など忘れており、国内ではコンビニ払い時に生年月日等で代用して使っていた代物。そもそもコレは強盗対策用のダミー財布に入れる見せクレカという位置づけでしたしね。
トルコではJCB加盟店が圧倒的に少なく、使える店も少ないので、悪用されるまでにはタイムラグがあるから盗まれてから停止しても間に合うだろう、という読みで一応持ってきただけの予備中の予備の1枚。
重い話なので途中に猫挟んでみました。猫可愛いから好き。
そういう訳で筆者の手元には暗証番号不明のVISAデビットと、これまた暗証番号不明のJCBが残されたという訳なのです。軽く詰んでるとしか思えませんが、何よりまずは今日の宿探しです。ところがここで意外な幸運が発生。
街角だとJCB対応店はほぼ見かけなかったのですが、ブッキングコムの予約だとJCB使える所が意外とあるじゃないですか。しかもネット予約だと忘れてしまった暗証番号(4桁)ではなく、カード裏面のCVCコードを使うため、手元にカードさえあればネット決済なら出来ると判明。
予約成立のためクレカ情報を入力させるけど、実決済は現金というホテルも多いため油断は出来ませんが、とはいえ宿だけならギリギリなんとかなりそうです。
という訳で本日の宿はこの旅始まって以来初めてのドミトリーです。
値段はなんと7ユーロ(42リラ)。ちなみに現金払いでした。もう金ないよ。
実はここに飛び込むまでにもJCBのクレカ認証が通らなくて、予約確約したいなら3時までに直接受付に来なさいと言われて「残り30分じゃん!?」と言いながらイスタンブールをダッシュしたりいろいろあったんですけど、一応寝床確保出来たからいいです。
ただ今思えばJCB認証失敗は単に海外初決済だったからという気がします。翌日以降は普通に宿を取れていたので、念のため一回止められたんでしょう。
ところで同じ部屋の外国人組と多少会話もしたんですけど
外「Is it working?」
筆「Working?No,no. I am student」
外「(壁際のコンセント指しつつ)working??」
筆「Ohhh Sorry. That concent dosen't working. Not me. Haha」
外「HAHAHA」
なんて場面があったりしました。そうだよね。俺の事じゃないよね。あとコンセントって英語だとOutletじゃん。concentは和製英語だから通じない奴だった。
そうこうしている間に夕食です。
夕方ぐらいどこか出かけても良かったんですが、お金もないし市街中心部は既に大分見終わってるしで、ずっと部屋の赤いソファの上にいた気がします。
ロカンタでは定番のトルコ煮とバターライス風味のピラウをセレクト。無難ですけど味と値段を考えるとどうしてもこれに辿り付いてしまう。美味しいです。
さて前の記事で話していた「最後の切り札」ですが、その正体とはVISAデビットの暗証番号ランダムチャレンジ。恥ずかしながら筆者は4桁の数字にそれほどバリエーションがある訳でもなく、カード自体作ったのも1月ということで、心当たりはそう多くなかったのです。
とはいえ韓国で既に2回失敗済み、ここで失敗を重ねればカード自体が止められ、万が一口座にも影響が出たら大問題。まさしく諸刃の剣です。
この決済でVISAを発動し、いざ勝負。...決済拒否。2回目...暗証番号ミス。これ以上は流石に疑われかねないので諦めて現金で払いました。切り札、不発。
さて明日はお金の掛からない遊びでイスタンブールを巡ってみようと思います。
お楽しみに。