卒業旅行 トルコ2週間の旅 2日目イスタンブール編
途中機内食のサラダチキンの謎ソース掛けがクソまずいとか、後半4時間ぐらい眠ることも遊ぶこともなく虚無だったとか、イミグレ戦争に出遅れて結構後ろに回されたとかあったんですけど瑣末なので省略します。
何より問題だったのは!!ATM!!!!
なんですかトルコのアレは。韓国の時は画面操作してたら「language」って出て簡単に日本語に出来たのに。まあ贅沢は言わないのでとりあえず英語に切り替えられたらお金ぐらいすぐだと思ってましたが、どう操作しても全然英語になってくれない。
この写真じゃない銀行でしたけど、空港の到着ゲート出てすぐのATMだと画面内にタッチ式の2択が表示されてるんですね。読めないなりに経験と勘から「内国者用」と「外国人向け」と察しをつけて操作してみるんですが、左右どの階層を漁ってもlanguageが出てこない。
迷い続けたおかげで(せいで)iptalがキャンセルという意味だと覚えてしまいました。うーん現地で学ぶ最初のトルコ語がこれなのは...なんとも。
そんなこんなで30~40分迷走し続けた結果、ヤケクソでカード突っ込んでそれっぽく操作してたらなぜか500TL引き出せちゃいました。何が起こったんだ。
まるで意味分かりませんが結果オーライです。暗くなる前に宿に行きましょう。
宿はイスタンブールの観光中心に当たるスルタンアフメット地区に取りました。さてトラムから降りると目の前にあのブルーモスクとアヤソフィアが登場!
実はイスタンブール観光の最大の目玉とも言われている2つは同じ公園の敷地内にあり、めちゃくちゃ近接してるんですよね。ワールドクラスの遺産がこんなに当たり前に並んでるなんて。知識としては知っていましたが、実際に左右にこの二つが並んでいる光景を見るのは非常に壮観です。
ちなみにトプカプ宮殿も同じ敷地内。やや奥まってますがこちらも徒歩数分。
まあこの辺の観光は明日以降じっくりやるので今日は外観だけ。
ATMの大苦労とか、交通IC(Istanbulkart)チャージで苦戦したとか、トラムが揺れて軽く酔ったとか、そういう小さな苦労を全部吹き飛ばす光景でした。最高。
ちなみに宿のベランダからの景色です。天気こそイマイチですが、マルマラ海を望んでトルコらしい赤い屋根にカモメの鳴き声と潮騒の空気。そしてほどよい風で雰囲気100点でした。うんマジ最高。
そしてイスタンブールで初めての夕食。再度トラムに乗って海沿いのエミノニュ駅で下車。そこから旧市街と新市街を結ぶガラタ橋の下にあるレストランへ。今思うと理論上一番割高な店に入ったとしか思えませんが、まあ初日だしいいでしょう。
串刺しのキョフテ(ラム肉などのひき肉を固めて炭火焼きにしたもの)とピラウのセットプレート。これがとっても美味しかった!
キョフテがいい意味で肉々しく、それでいてスパイスの香気をまとって魅力的な風合い。最高に食欲をそそられます。トマトやフライドポテト等が色を添えつつ、ピラウも日本米から粘りを弱めた感じの粒種をバターライスにしていて美味。プレート全体のバランスも完璧です。
さらに店員もサービスが効いていて、日本人だと答えると「オー、シンジカガワ!ナガトモ!」とサッカーで話題を振ってくれました。どうでもいいけどこの後もみんな長友だけ呼び捨てでしたね。というか扱いも明らかに香川>>長友。あまり詳しくないのですが長友ってもしかして戦犯だったりするのでしょうか。
こんな感じで出だし以外最高の歓迎を受けたトルコ。
さあ明日から本格的に観光します!